花別の花言葉

コスモスの花言葉・誕生花は?ピンク・白など色別の意味と由来

コスモス 花言葉

秋の風物詩の花と言えば、コスモスを連想する方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

コスモスがたくさん咲いているところに赤とんぼが飛んでいる風景なんて、とても風情がありますよね。

子供の頃にそういった風景を見て育った方には懐かしさを感じさせる花かもしれません。

この記事では、そんな馴染み深い花であるコスモスの花言葉・誕生花をご紹介していきます。

コスモス全般の花言葉

コスモス全般の花言葉には、「乙女の真心」「調和」「謙虚」というものがあります。

それでは一つ一つ見ていきましょう。

乙女の真心

コスモスには「乙女の真心」という花言葉があります。

コスモスは、すらりと伸びる花のシルエットと繊細な花色の美しさが魅力の花です。

「乙女の真心」という花言葉は、コスモスが持つ繊細さを感じさせる魅力が由来しています。

柔らかい雰囲気とともに温かさも感じさせるコスモスは、「乙女の真心」という花言葉はぴったりと言えます。

調和

コスモスには「調和」という花言葉があります。

「調和」という花言葉は、コスモスの語源であるギリシア語「kosmos」に由来しています。

コスモスは、繊細さを感じせる花ですが、ただ弱弱しさを感じさせる花ではありません。

花色や花の立ち姿、しなやかに風に揺れる姿など、風情を感じさせる様々な魅力が絶妙のバランスで調和し、それぞれが邪魔することなくお互いの良さを引き出しコスモスを魅力的な花としています。

謙虚

コスモスには「謙虚」という花言葉があります。

「謙虚」という花言葉も、コスモスの語源であるギリシア語の「kosmos」に由来しています。

コスモスは確かに美しい花ですが、一瞬で人目を奪う華やかな美しさであるとは言えません。

コスモスの魅力は、控えめな花色で見るものを癒すような繊細な美しさです。

花子
花子
落ち込んでいる時や、疲れている時に、しみじみと愛でたくなる寄り添うような優しい雰囲気を感じさせますね。

コスモスの色別の花言葉

コスモスは、赤色・ピンク・白色・黄色の花色があることが知られています。

それぞれに花言葉があるのでしょうか。

見ていきましょう。

赤色のコスモスには、「愛情」「調和」という花言葉があります。

赤いコスモスの花色は、他の色のコスモスと比較して華やかだと言えます。

華やかな赤色は、柔らかくハッとさせるような色合いで、大切な人を想う心の情熱を連想させます。

また、華やかな色でありながら、決して華美ではなくコスモスの美しさである柔らかい雰囲気を持っており、上品な調和を感じさます。

白いコスモスには「優美」という花言葉があります。

白いコスモスは、触れると壊れてしまいそうなほどの澄んだ白色をしています。

漂うように風に吹かれて揺れる様は、優美と表現するのにふさわしいと言えます。

プレゼントに白いコスモスを添えれば、上品な魅力を加えてくれること間違いなしです。

ピンク

ピンクのコスモスには「純潔」という花言葉があります。

ピンクのコスモスは、華やかさを感じさせながら、どこかかわいらしさを感じさせる花色となっています。

このような花の様子から、少女のような可憐さをもつ花であると言えます。

花子
花子
「純潔」という花言葉は、少女から大人の女性に変わる過渡期にある女性のどこかかわいらしいところが、コスモスの可憐さから連想されたのかもしれませんね。

コスモスの花名・花言葉の由来

コスモスの花名の由来

コスモスは、学名で「Cosmos」と言います。

「Cosmos」は、ギリシア語の「Kosmos」という言葉に由来しており、日本語で「美しさ」「調和」「秩序」「宇宙」という意味があります。

花子
花子
コスモスの美しさにぴったりな名前の由来ですね。

コスモスの花言葉の由来

コスモスの語源となった「Kosmos」の意味である「調和」や「秩序」が由来となっているといわれています。

花言葉の由来を知ると、いずれの花言葉も、コスモスのもつ魅力から連想される美しい花言葉となっていることも納得ですね。

コスモスはいつの誕生花?

コスモスは、9月27日、10月5日(黄色)、10月6日(赤色)、10月14日(白色)、10月22日(ピンク)の誕生花となっています。

誕生日プレゼントに贈る際には、花色によって誕生花の日付が異なることがありますから、必ず事前に確認することをお勧めします。

コスモスの季節・開花時期

コスモスは、夏から秋にかけてが見ごろだとされています。

開花時期は、6月~10月となっています。

花子
花子
夏の陽気にも、秋の穏やかさにもコスモスの繊細な美しさは映えますね。

コスモスは、繊細な魅力を持ちながら控えめな印象を感じさせますから、古くから日本人の完成にマッチし、愛されてきたのかもしれません。

実はコスモスは、コロンブスがアメリカ大陸を発見した際に、苗を持ち帰りヨーロッパ各地で花を咲かせ、世界中に広まったという逸話があります。

これは想像ですが、長い航海を終えて疲れ切ったコロンブスにとって、コスモスの優しい繊細な美しさは、持ち帰らずにはいられないほどコロンブスを癒し、魅了したのかもしれませんね。