花言葉でさようならや別れ、悲しみを意味する花をご存知ですか?
この記事ではそんな花をご紹介したいと思います。
卒業式や転校でいなくなってしまう人に花を贈ることもあると思いますが、贈る花としては注意しなくてはいけないものがあるので、ぜひ見ていってくださいね。
目次
マリーゴールド(嫉妬・絶望・悲しみ)
あいみょんの歌にもなったマリーゴールドですが、見た目は情熱的な色で元気に咲いているのが魅力的です。
花言葉は「嫉妬」「絶望」「悲しみ」です。
ネガティブな花言葉で、情熱的な容姿から意外性がありますね。
これは贈る花には適していませんので気を付けてください。
ワスレナグサ(私を忘れないで・真実の愛)
淡い水色で5つの花弁で小さな花が可愛らしいワスレナグサです。
花言葉は「私を忘れないで」と「真実の愛」です。
花言葉から別れを意味する花ですので、ワスレナグサは人に贈っても大丈夫です。
転校してしまう友達や、転勤してしまう先生など、忘れてほしくないくらい大切な人に贈るといいでしょう。
ゲッカビジン(はかない恋・はかない美)
一つの花で花弁の種類がさまざまで、大きく咲いているのが特徴的なゲッカビジンですが、花言葉は「はかない恋」と「はかない美」です。
悲しみを意味する花ですので、人にプレゼントする花としては適さないようです。
人には贈らないよう、極力注意してください。
チョコレートコスモス(恋の思い出・恋の終わり・移り変わらぬ気持ち)
名前から美味しそうな感じがしますが、色がチョコレートのようで華やかに咲いているのが特徴的です。
花言葉は「恋の思い出」「恋の終わり」「移り変わらぬ気持ち」です。
贈る花としてはふさわしくありませんが、家で飾ってみてもいいでしょう。
恋の思い出という花言葉から恋愛に興味がなくなった方などが、リビングやトイレに飾るのもアリだと思います。
アネモネ(見放された・見捨てられた・はかない恋・恋の苦しみ)
アネモネはカラフルで奥があり黒い模様がついているのが特徴的です。
花言葉は「見放された」「見捨てられた」「はかない恋」「恋の苦しみ」です。
花言葉はギリシャ神話からきています。
西風の神であるゼピュロスと花の神であるフローラの次女アネモネの神話です。
フローラはゼピュロスに愛されていると思っていましたが実際はアネモネのことを足定いたことを知り、フローラはアネモネを追い出します。
アネモネは皆から見捨てられたことから花言葉が付いたといいます。
そんなアネモネですが、冬や春の花壇を飾る植物として人気が高くガーデニングにも取り入れられています。
花言葉をあまり気にしない方に贈ってみてもいいでしょう。
また、ガーデニングを始めたい方などにも適しているでしょう。
スカビオサ(悲しみの花嫁・私はすべてを失った・未亡人・不幸な愛)
スカビオサ(セイヨウマツムシソウ)は、淡い色がきれいで、全体的に円形に咲いておりまるでアジサイに似ています。
花言葉は「悲しみの花嫁」「私はすべてを失った」「未亡人」「不幸な愛」です。
見た目とは反した花言葉で驚くのも無理はないでしょう。
欧米では紫色の花に悲しい花言葉をつけることが多く、マツムシソウもその一つでした。
ですが日本では紫色の花は高貴だとされていますので、花言葉を気にしないよという方には贈ってみてもよさそうです。
紫色のクロッカス(愛の懺悔)
球根植物で紫色が美しく華麗に咲いているのが特徴的なクロッカスです。
そんな紫色の花言葉は「愛の後悔」です。
ギリシャ神話から「愛の後悔」という花言葉がつきました。
青少年クロッカスは羊飼いである娘のスミラックスと恋に落ちてしまいます。
ですがその恋を神は許さずクロッカスは絶望してしまい死んでしまうのです。
これを憐れんだ花の女神フローラが二人を花に変えたという神話です。
どうしても花言葉が気になってしまう方には黄色や白色のクロッカスと合わせて贈るとポジティブな意味合いになるのでおすすめですよ。
ちなみに黄色は「私を信じて」で、白色にはついていないです。
黄色い水仙(私のもとへ帰ってきて・愛してほしい・愛に応えてください)
ラッパのように出ている花が特徴的な水仙。
そんな黄色い水仙の花言葉は「私のもとへ帰ってきて」「愛してほしい」「愛に応えてください」です。
悲しい意味の花言葉ですがそこまでネガティブな花言葉ではありませんので、黄色い水仙も人に贈っても問題ないでしょう。
アサガオ(はかない恋)
夏の花といえばアサガオですよね。
見ているだけで夏の暑さを和らげてくれます。
そんなアサガオですが、花言葉は「はかない恋」です。
朝に咲いた花が午後にはしぼんでしまうという花の寿命の短さからつけられました。
アサガオは育てやすい花でもあり、さらにアサガオは夏の代表的な花ですので人に贈っても大丈夫です。
機会があったらぜひ自分でも育ててみてくださいね。