花別の花言葉

クローバーの花言葉・誕生花は?四つ葉や枚数別の意味と由来

クローバー 花言葉

公園で美しい緑の絨毯を作り、私たちにとってなじみ深い花の代表格ともいわれる花であるクローバー。

子供のころにクローバーを使って花冠を作った方も多いのではないでしょうか?

幸運を運ぶ象徴とされ贈り物に人気の花でもあります。

この記事では、そんなメルヘンさを感じさせる花であるクローバーの花言葉・誕生花をご紹介します。

クローバーの全般の花言葉

クローバー(シロツメクサ)には、「約束」「私を思って」「復讐」という花言葉があります。

シロツメクサは、古くはキリスト教の布教活動に用いられてきたという歴史的背景があります。

信仰を連想させる花言葉が連なっているのも納得です。

また、ひときわ目を引く「復讐」という花言葉は、信仰を破った場合には神からの報いがあるという宗教的な意味合いをもった花言葉となっています。

クローバーの色別の花言葉

クローバ―と呼ばれるものには、シロツメクサ、アカメツメクサという種類があり、それぞれ白の花と赤色の花を咲かせます。

それでは、クローバーのもう一つの種類であるアカメツメクサの花言葉をご紹介します。

アカメツメクサには、「勤勉」「実直」「善良で陽気」「豊かな愛」という花言葉があります。

アカメツメクサは、すらりとした高い背丈が特徴的であり、葉を花弁の近くにつけます。

シロツメクサとはまた違った印象を受けます。

こうした花の鮮やかな色や外見の魅力から、前向きな花言葉の由来となったといわれています。

クローバーの枚数別の花言葉

クローバーは、枚数によって花言葉が異なります。

それでは見ていきましょう。

一つ葉

一つ葉のクローバーには、「困難に打ち勝つ」「開拓」といった花言葉があります。

1という数字が物事の始まるを表すことと関係する花言葉ばかりですね。

何かに挑戦する人へのプレゼントとしてもおすすめです。

二つ葉

二つ葉のクローバーには「平和」「調和」「出会い」といった花言葉があります。

二つ葉のクローバーは、ふたつの葉が向かい合うように対になっています。

この姿が人と人との結びつきを感じさせます。

三つ葉

三つ葉のクローバーには、「約束」「復讐」という花言葉があります。

一般的なクローバーの葉の枚数と言われています。

キリスト教の布教に使われていた歴史的背景が関係しています。

四つ葉

四つ葉のクローバーには、「幸運」「私のものになって」という花言葉があります。

幸運の象徴とされている四つ葉のクローバーですが、花言葉の由来は十字架の象徴とされてきたことに関係しています。

五つ葉

五つ葉のクローバーには「財運」という花言葉があります。

希少価値が高い5つ葉のクローバーは、金運アップをもたらすと言われています。

六つ葉

六つ葉のクローバーには「名誉」という花言葉があります。

六つ葉のクローバーは、1600万分の1で発生するといわれ、発見できると大きなチャンスが巡ってきそうですね。

七つ葉

七つ葉のクローバーには「無限の幸福」という花言葉があります。

聖書では7という数字は完全さや際限がないことを表す数字であるとされています。

七つ葉のクローバーの希少性も相まって、「無限の幸福」という花言葉がふさわしいですね。

クローバーの花名・花言葉の由来

クローバーの花名の由来

クローバーの花名の由来は、ローマ神話から来ています。

ローマ神話では、ヘラクロスが持つ棍棒のことをラテン語で「Clava」、英語で「Club」と言います。

このヘラクロスが持つ棍棒と、クローバーの花が似ていたことから、それが「Clover」という英語に変化したのが由来となっているといわれています。

また、クローバーの和名は、「白詰草(シロツメクサ)」と言います。

和名の由来もご紹介します。

その昔、オランダがガラス製品を日本に贈りました。

当時はまだ今のように緩衝材がなかったので、ガラスを割れないようにクローバーを緩衝材の代わりに使われていたのです。

このことから、「詰め物の草」という意味で「詰め草」と呼ばれるようになり、クローバーの花の色が白いため、「白詰草(シロツメクサ)」と呼ばれるようになったという説があります。

クローバーの花言葉の由来

三つ葉のクローバーを除いたクローバーは、なかなか見つけることが少ない希少性が花言葉の由来となっていると言われています。

確かに、クローバーの枚数が多いほど得難い幸運や出来事が花言葉になっていますね。

また、白い花を咲かせるシロツメクサは、もともとキリスト教の布教活動で用いられていた植物なので、「約束」「幸運」「復讐」など、信仰と関係している花言葉の由来となっているといわれています。

クローバーはいつの誕生花?

クローバーは、1月16日、3月3日、5月27日、8月29日、8月31日となっています。

また、四つ葉のクローバー限定では、4月2日、6月17日、11月16日の誕生花となっています。

クローバーは枚数によって持つ意味が異なっていますので、贈り物にするときには事前に意味を確認することをお勧めします。

クローバーの季節・開花時期

クローバーの開花時期は、4月から10月となっています。

クローバーは春から秋の季節の花であると言えます。

花子
花子
この長く咲く特徴から、公園でのおなじみの風景となって私たちにとってなじみ深い花となっているのかもしれませんね。

クローバーには、葉の枚数によってさまざまな花言葉があります。

通勤や通学の途中で、公園や花壇に咲くクローバーに目を向けて、枚数の多いクローバーを探してみるのもいいかもしれません。