ヨーロッパや地中海沿岸が原産地とする、小さく可愛い花を持つスターチス。
紫、ピンク、赤、青、白、オレンジ、黄色など様々な数多くの色があります。
そんなスターチスの花言葉・誕生花についてまとめてみました。
目次
スターチス全般の花言葉
スターチスには以下の3つの花言葉があります。
- 変わらぬ心
- 途絶えぬ記憶
- 変わらない誓い
スターチスの色別の花言葉
紫
紫色のスターチスの花言葉は、しとやかな、上品の2つです。
日本では昔、紫は身分の高い位の色として品のある色としてきました。
控えめな小さな花を咲かすスターチスにはぴったりの花言葉ですね。
ピンク
ピンク色のスターチスの花言葉は永久不変です。
黄色
黄色のスターチスの花言葉は、愛の喜び、誠実の2つです。
白・青・オレンジ
白・青のスターチスには花言葉はないと記されているものが多いいですが、なかには「永遠に変わらない」とつけられていると記してあるものもあります。
オレンジ色も同じく永遠に変わらないという花言葉にされています。
スターチスの花名の由来
スターチスは、イソマツ科の花で別名リモニウム、チースとも呼ばれています。
また、和名では花浜匙(ハナハマサジ)とも呼ばれます。
スターチスという名がつくことになった由来は、ギリシャ語でStatizo、止めるを意味する言葉で、下痢止めの薬に使われていたことからきているとしています。
スターチスの花言葉の由来
スターチスには3つの花言葉がありますがしっかり意味もあるのです。
変わらぬ心
スターチスの本来の花言葉はこの変わらぬ心でした。
そこから、ほかの色、花に左右されない、惑わされないというような意味合いを持つようになりました。
お花屋さんでは、切り花として一年中売られているので時期を選ばず買うことができます。
途絶えぬ記憶
スタチースはドライフラワーに適しているため使われることが多いです。
ドライフラワーにすることで色も変わらず長く花を見ていることができるため、そこからこの花言葉がつけられたとしています。
変わらない誓い
鮮やかなきれいな部分が花と思われていますが実はがくといわれる場所なのです。
そのがくの真ん中に白く小さな花があるのですが、それが本当の花といわれています。
すぐに枯れてしまいますが、周りの鮮やかの部分はきれいな状態が長く続き見ていることができます。
そこから永遠、変わらないといった意味がつけられました。
しとやか・上品
「しとやか」、「上品」は見た目でつけられた花言葉ですが、長いあいだ色あせないで綺麗な紫色の花を見ていることができる本当にしとやかで上品な花です。
永久不変
いつまでも変わらないという意味の永久不変という言葉ですが、スターチスは綺麗な花びらだと思っているのはがくなんです。
なので、花びらが散ってしまったとしてもあの綺麗ながくは残ることでより長く楽しむことができることからつけられたとしています。
愛の喜び・誠実
日本では黄色のイメージは活発な元気なイメージですが、花言葉をはじめにつけた西洋では黄色というとネガティブなイメージが強く、そのため黄色い花言葉にはポジティブな言葉は少ないです。
その中でも珍しいスターチの花言葉。
ドライフラワーにすることの多い花ですが、ドライフラワーにすることでより長く綺麗な状態を楽しむことができます。
そこから変わらない、真心の意味のある誠実がつけられたとしています。
永遠に変わらない
スターチスのドライフラワーでよく見るのは紫系ですが、ピンク、白、オレンジ、青といろんな色がドライフラワーにされています。
ドライフラワーにすることで、永遠にきれいな色の状態を保てるんじゃないかと思うほどです。
そこから、永遠に変わらないという意味がつけられました。
スターチスはいつの誕生花?
スターチスの誕生花は、5月7日と11月17日です。
4月18日はピンク色のスターチスの誕生花で4月29日は淡紫の誕生花とされています。
スターチスの季節・開花時期は?
スターチスは春の花とされています。
開花の時期は、4月~7月でもっとも多く咲く最盛期は5月~6月です。
ですが、1年中出回っているので切り花としてですがお花屋さんで買うことができます。
花が咲いている楽しめる期間は短く、10日~14日ほどで散ってしまいます。
花びら自体は早く散ってしまいますが、あの綺麗な色した部分はがくなのでもう少し長く鑑賞することができます。
また、そのままの花としてではないですがスターチスの綺麗な鮮やかな色が気に入って長く鑑賞したいならドライフラワーにすることでより長持ちしておすすめです。